総トン数 Gross Tonnage トップテン
 総トン数とは船の重さではなく、容積を表す数字です。重さには関係なく容積が大きい船ほど総トン数も大きくなります。船舶の容積とは、船体及び船室などによって囲われている空間の容積です。上甲板(一番上の甲板)より下の船体主部と、上甲板上の上部構造物(船室など)に分けて計測されそれらの合計ということになります。
 大型客船は客室が、タンカーや自動車運搬船では貨物室の容積が大きいため総トン数が大きくなります。日本籍の船で面白いのは、総トン数が大きい船にはアルファベットの船名が目立つことと、「丸」の付く船名が無いことですね。
HORAISAN 日本 オイルタンカー 159,987 t
HELIOS LEADER 日本 自動車運搬船 60,212 t
ZEUS LEADER 日本 自動車運搬船 60,212 t
4位 飛鳥II 日本 クルーズ客船 50142 t
5位 CORONA WISDOM 日本 ばら積み貨物船 49,713 t
6位 PEGASUS ISLAND 日本 貨物船 49,689 t
7位 LYRA LEADER 日本 自動車運搬船 32,664 t
8位 飛鳥 日本 クルーズ客船 28,856 t
9位 ぱしふぃっく びいなす 日本 クルーズ客船 26,594 t
10位 ふじ丸 日本 クルーズ客船 23,235 t
全長 Length Overall トップテン
 船の全長とは、船の前端から後端までの水平距離のことです。岸壁に係留したり、ドックに入る時の参考になる大切な数字です。総トン数ベスト10に入っていたクルーズ客船が1隻に減り、長距離フェリーが3隻入っています。多くの車を運ぶために長い船体が必要になるようですね。
HORAISAN 日本 オイルタンカー 333.00 m
飛鳥II 日本 クルーズ客船 240.96 m
PEGASUS ISLAND 日本 貨物船 229.98 m
4位 CORONA WISDOM 日本 ばら積み貨物船 229.98 m
5位 ZEUS LEADER 日本 自動車運搬船 199.99 m
6位 LYRA LEADER 日本 自動車運搬船 199.94 m
7位 おれんじ おおさか 日本 フェリー 199.94 m
8位 HELIOS LEADER 日本 自動車運搬船 195.32 m
9位 やまと 日本 フェリー 195.00 m
10位 ひびき 日本 フェリー 195.00 m
型幅 Molded breadth トップテン
 型幅とは、左右の外板の内側同士の最大距離のことです。つまり船の内側の最大幅ということになります。ここには起重機船などの作業台船が4隻入っています。作業をするためにはそれなりの広さが必要ですから、このような結果になるのでしょうね。
 総トン数の大きいクルーズ客船が入っていないのは、長さや幅が大きいのではなく、上に高いために容積が大きくなり、そのために総トン数が大きくなっていることが分かります。
HORAISAN 日本 オイルタンカー 60.00 m
駿河(するが) 日本 作業台船 41.00 m
金剛(こんごう) 日本 作業台船 38.80 m
4位 PEGASUS ISLAND 日本 貨物船 38.00 m
5位 CORONA WISDOM 日本 ばら積み貨物船 38.00 m
6位 OCEAN SEALU 日本 作業台船 36.00 m
7位 せいこう5000 日本 作業台船 34.00 m
8位 LYRA LEADER 日本 自動車運搬船 32.26 m
9位 HELIOS LEADER 日本 自動車運搬船 32.26 m
10位 ZEUS LEADER 日本 自動車運搬船 32.26 m
航海速力 Voyage speed トップテン
 船舶の速力を表す単位はノット(Knot)を使用します。1ノットは1時間に1,852m(1海里=1マイル)進む速さです。
 ここでは最高速力ではなく航海速力を比較しています。やはり速さを売りにする客船が揃っていますね。
とびうお 日本 ホバークラフト 52.0 kn 96.3 km/h
ドリームルビー
ドリームエメラルド
ドリームアクアマリン
日本 ホバークラフト 48.6 kn 90.0 km/h
セブンアイランド愛 日本 全没翼型水中翼船 44.7 kn 82.8 km/h
4位 ヴィーナス
ビートル五世
Toppy2(トッピー2)
ぎんが
日本 水中翼船、JETFOIL 43.0 kn 79.6 km/h
5位 SUPER LINER OGASAWARA 日本 超高速貨客船(TSL) 40.0 kn 74.1 km/h
シーマックス 日本 スーパージェット
6位 ナッテャンWorld 日本 フェリー 39.0 kn 72.2 km/h
7位 ソレイユ 日本 超高速船 36.5 kn 67.6 km/h
8位 明星(めいせい) 日本 水中翼船 35.0 kn 64.8 km/h
9位 はやぶさ1号はやぶさ2号 日本 高速船 33.0 kn 61.1 km/h
おおとり(模型) 日本 水中翼船
10位 宮島道後瑞光祥光 日本 スーパージェット 32.0 kn 59.3 km/h
船舶番号 Ship number トップテン
 日本の船舶には自動車のナンバープレートのように1隻ごとに異なる「船舶番号」が船舶原簿に基づいて与えられます(5〜6桁の数字)。国内で会社を移籍するなどして船名が変わっても船舶番号は変わらないようです。
 20トン未満の小型船舶には小型船舶用の船舶番号が付けられていますが、ここでは小型船舶以外の船を対象にしています。
 古い船ほど小さい番号になっており、ここでは私のデータベースから、判明している船舶番号のうち古い順から載せてみます。船舶番号の右に建造年を記してあります。驚くことに全部短距離航路のフェリーなんですね。短距離フェリーは長年使われていることが分かります。
第五きりしま 売却 フェリー 94443 1965年
第十七天神丸 沈没 フェリー 95713 1965年
第三きりしま 現役 フェリー 97672 1965年
4位 第八きりしま 売却 フェリー 97776 1965年
5位 第拾壱小浦丸 現役 フェリー 97794 1966年
6位 第二きりしま(二代目) 現役 フェリー 100674 1967年
7位 しんもじ8号 引退 フェリー 100677 1968年
8位 第十一日通丸 引退 フェリー 102961 1968年
9位 第一いんのしま 売却 フェリー 108030 1970年
10位 第拾貮小浦丸 現役 フェリー 110723 1971年
建造年 Year of construction トップテン
 船舶番号が不明な船や小型船も含めてすべての日本籍船舶を対象に、建造年の古い順に並べてみました。小型フェリーや小型客船が目立ちます。音戸渡船は建造後60年近く経っていて現役なのですから凄いです。2019年現在、正規路線引退後売却されてなお活躍中の船も「現役」としてあります。消息の分からない場合「引退」「売却」としてあります。
 鉄道車両も長く活躍している物もありますが、船は塩にさらされながらも手入れをすればこんなに長く使える物なのですね。
つばめ (音戸渡船) 現役 客船 1949年
かもめ (音戸渡船) 現役 客船 1952年
ぐれいす 引退 フェリー 1963年
4位 きい丸 引退 フェリー 1964年
5位 第五きりしま 売却 フェリー 1965年
6位 第十七天神丸(てんじんまる) 沈没 フェリー 1965年
7位 第三きりしま 現役 フェリー 1965年
8位 第八きりしま 現役 フェリー 1965年
9位 天山丸(てんざんまる) 現役 フェリー 1966年
10位 SOUNDS OF SETO 現役 クルーズ客船 1966年
船名によく使われている数字・漢字 トップテン
 船名にはよく「第七××丸」とか「××1号」というふううに数字が付けられています。この数字は船の通し番号ではなく、航海の安全を祈念して日本で縁起がいいとされている数字が用いているようです。例えば1、2、3、5、7、8等です。縁起が悪いとされている4や9は使われません。
 漢字を見てみると、やはり縁起が良いとされる字や会社の繁栄を願った字が多く使われているようです。
第二 39隻 32隻
第八 37隻 30隻
第三 29隻 29隻
4位 第五 28隻 4位 30隻
5位 第一 22隻 5位 神、福 27隻
6位 第七 16隻 6位 25隻
7位 第十八 12隻 7位 20隻
8位 第十 10隻 8位 19隻
9位 第十一 10隻 9位 島、日、吉 18隻
10位 第二十一 8隻 10位 17隻
 

 
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