広島高速交通広島新交通1号線 アストラムライン 

 広島市中心部の「本通駅」と安佐南区の「広域公園前駅」間18.4kmを結ぶ新交通システム(自動案内軌条式旅客輸送システム (AGT))「広島高速交通広島新交通1号線」、愛称「アストラムライン」は、1994年(平成6年)8月20日に開業しました。日本語の「明日」に英語の「トラム」(路面電車)という意味から付けられた名前です。

 開業当時は21駅でしたが、2015年(平成27年)3月14日に城北・白島(はくしま)間にJRとの乗換駅「新白島駅」が開業したことにより、現在は22駅となり、起点・終点間を37分で結んでいます。運転は有人(ワンマン)で両先頭車両に運転席が設けてあります。

 本通駅から新白島駅の先までの1.9kmは地下を走り、白島駅から広域公園前駅は高架となっています。全線複線で全駅が島式ホーム(ホームの両面を列車の発着に使用するホーム配置の形式)になっています。標高が最も低い本通駅と最も高い広域公園前駅の標高差は、なんと130mもあるそうです。

 開業時は開業年である平成6年の「6」を使った6000系22編成からスタートし、1998年に6000系第23編成が、1999年には増備年である平成10年の「1」を使った1000系第24編成が増備されました(運用開始は平成11年3月)
 開業から25年以上が経ち、新交通システムの一般的な耐用年数である20年を越え、車両の老朽化が進んでいるため、全編成を順次新型車両7000系に置き換えていくことになり、2020年3月26日にその1編成目となる第31編成が営業運転を開始しました。数年かけて6000系と1000系全ての車両が7000系に置き換えられます。

 懸架は空気ばね(エアサス)で車輪が空気入りゴムタイヤなので、乗り心地はとてもよく車内も静かです。ただ1000系はVVVFインバータ制御に変わったため加速・減速時の音が少し大きくなりました。7000系もVVVFインバータ制御ですが、車内音は随分静かになりました。

 車番は4桁で、一桁目は系式の千番台、二桁目は1両目〜6両目を表す車両番号、三桁・四桁は編成連番となっています。例えば6101は6000系1番編成の1両目、6601は1番編成の6両目となります。1000系の編成番号は6000系の続き番号の24が充てられています。7000系は少し飛ばして第31編成からになりました。

 このコーナーでは、地の利を生かして写しまっくたアストラムラインの写真や情報などを載せていきます。なぜ開業してずっと利用しているのに今まで載せなかったのか? というと、あまりにも身近すぎて走っていて当たり前、乗って当たり前と完全に生活の一部となっていて、特別なものと考えなかったからだと思っています。少しずつ内容を充実させていきますので、楽しみにしていてくださいね。


KiPiO ASTRAMLINE Station INFORMATION
乗り場のご案内
系統 行き先 (ここをクリックしてください) 更新日
新型車両7000系のご紹介はYouTube動画で 2020.6.10
全車図鑑(諸元と写真) 2020.6.10
ラッピング電車 2020.6.21
運転本数変遷と時刻表 2018.5.6
幻の急行列車 2018.5.6
幸せの「ハートの吊り革」 2018.7.5
駅の特徴と7色のステーションカラー 2018.5.22
全高架駅の外観写真 2018.5.29
地下駅のご紹介 2018.7.25
 
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