2006年6月25日、広島電鉄の被爆電車653号・654号が64年間の現役生活を終えて引退しました。本当に永い間ご苦労様でした。2両のうち654号が2006年7月21日に、広島市交通科学館に寄贈され屋外広場に展示されました。嬉しい事に運賃箱や貼り紙はそのまま残されています。開館時間中は自由に見学でき、イベント時などで車内も公開されます。屋外で良好な状態を保つため、広島市は来年度以降、屋根の設置も計画しているようです。いいことですね。貴重な被爆体験を継承するために、いつまでも今のままの姿でいてほしいものです。(屋外広場だけなら、無料で入れます) もう1両の653号は、江波車庫で保管され、イベントなどで使用される予定です。 被爆電車についての特集は当ホームページにも載せてありますので、 是非そちらもご覧ください、 特集ページへ |
654号が寄贈・展示された広島市交通科学館 この建物の西(写真右側)の屋外広場に展示 してあります。 交通科学館のホームページ |
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交通科学館の下には、広島市新交通システム「アストラムライン」の車両基地があります |
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屋外広場の一角に展示してある654号 |
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