寺社を模った船たち
 Ships that imitate temples and shrines
 広島県にはたくさんの寺社があります。船(客船)の中には観光アピールで寺社を模ったものがあり、見るだけでも楽しいものです。過去にいた船も含めてご紹介しましょう。
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 かつて福山市渡船管理事務所が運航していた客船です。広島県東部、鞆の浦と仙酔島(せんすいじま)を結んでいました。鞆の浦をイメージして作られたというジブリアニメ「崖の上のポニョ」にも出てくる景色にある、阿伏兎岬の突端に鎮座する「阿伏兎観音」をモチーフにされたデザインではないかと思います。
第二せんすい
第二べんてん
 
 
 尾道の渡し舟、向島運航の船です。尾道の「千光寺」を模ったものでしょうか。狭い尾道水道をゆったりと走る光景は寺の町尾道にとてもよく溶け込んでいます。
むかいしまT
むかいしまU


 かつて三原観光汽船が三原(須波)〜瀬戸田(沢)航路で運航していたフェリーです。瀬戸田にある耕三寺をモチーフに作られたようで、「走る耕三寺」と呼ばれていました。
はり丸
るり丸
 
 
アクアネット広島が宮島参拝遊覧船として運航している屋形船です。小さい船ですがちゃんと厳島神社っぽく作られています。
第三御笠丸
 
 
 JR西日本宮島フェリーが宮島口〜宮島航路で運航しているフェリーの1隻です。2016年11月7日に就航しました。がちがちの寺社形態ではありませんが、雰囲気が厳島神社に合わせてある感じです。この航路では唯一神社仕様の船となります。他の船のお顔はこちらで見てくださいね。
ななうら丸(三代目)
 

 
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