Queen Elizabeth(3代目) | |||
クルーズ客船 世界各地のクルーズ |
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IMO番号 | 9477438 | 総トン数 | 90901 トン |
MMSI | 310625000 | 全 長 | 294.00 m |
信号符字 | ZCEF2 | 型 幅 | 32.30 m |
型深さ | m | ||
船 籍 | Bermuda | 航海速力 | 23.7 kt |
船籍港 | HAMILTON | 最高速力 | kt |
造船所 | FINCANTIERI MONFALCONE MONFALCONE, ITALY |
旅客定員 | 2092 人 |
乗組員 | 900 人 | ||
竣工年月 | 2010.10 | 馬 力 | ps |
出 力 | kw | ||
船 主 | カーニバル・コーポレーション | ||
運 航 | キュナード・ライン |
喫水(水面下に沈んでいる部分の深さ):8m、全高:62.5m、デッキは12層です。 |
世界で最も有名な豪華客船「海の女王」こと「Queen Elizabeth」が初めて広島にやってきました。2016年3月20日に横浜を出港し、4月4日シンガポールに到着する本年第7区間15泊16日のクルーズの寄港地として広島に停泊しました。コースは横浜発〜大阪〜広島〜沖縄〜基隆〜香港〜ニャチャン〜シンガポールとなっています。 これは見逃してはいけないと思い立ち、カメラを持っていざ出陣。停泊地は五日市岸壁です。あまりに巨体なので陸からでは全景を写すのは難しいので、海から攻めることにしました。五日市沖を航行する航路は「広島港〜宮島」「平和公園〜宮島」「マリーナホップ〜宮島」の3航路があります。マリーナホップからの航路はQueen Elizabeth見学クルーズを行ったそうですが予約していなかったのでパス。平和公園からの航路は船が小さくて揺れそうなのでパス。残った広島港からの航路に乗船することにしました。 当日は風が強く少々波立っていました。それに寒い! デッキには出られそうもない。こんなんで大丈夫かとちょっと不安になりました。広島港を出港してまもなく右手に巨大な船体を確認できました。300m近くもある船体なので遠くからでもすぐに分かります。が、岸壁からは2kmくらい沖を通るために、さすがに細部までは見ることができません。高速船(はやしお)の揺れる船内から窓越しに写すわけですから鮮明な画像は期待できませんでしたが、我カメラSONY-α-NEX7では最高の210mm望遠レンズを使い、シャッタースピードを極力短くし(1/800)連写モードで写しまくりました。宮島に着いたらそのまま同じ船でUターン。往復で何と325枚写していました。他の船なども写しましたので合わせると500枚近くになります。すっかり肩が凝ってしまいました(笑)。 下手な鉄砲数撃ちゃ当たるの例えがあるように、中にはまずまず見られる写真もありましたのでここでご紹介しましょう。上から右舷やや前から・右舷・右舷やや後ろからと続きます。4枚目も右舷ですがクリックして頂くと大きな画像をご覧いただけます。画質は上記のとおり悪条件下での撮影のためいまひとつですが、その大きさは実感して頂けると思います。Windowsの方は自動的に画面に合わせて縮小表示されると思いますので、その画像をさらにクリックしてください。実際の大きさに変わります。 5枚目は55mm(やや望遠)で写したもので、私の乗っていた船からの距離感がお分かりいただけるかと思います。町の様子から見ても船の大きさが分かりますね。 一番下の写真は見学クルーズ中の「海王」と遭遇したところです。海王はQueen Elizabethに近づいて行っていますね。うらやましい……。 皆様も広島(五日市岸壁)に巨大客船が停泊したら、望遠レンズを持って海から攻めてみてくださいね。ちなみに1万トンバースの場合は、船ファンご用達の広島市営桟橋〜金輪島航路がお勧めです。 |