にっぽん丸
クルーズ客船
国内・海外のクルーズ
IMO番号 8817631 総トン数 22472 トン
船舶番号 131992 全 長 166.65 m
信号符字 JNNU 型 幅 24.00 m
型深さ 13.50 m
船 籍 日本 航海速力 20.0 kt
船籍港 東京 最高速力 21.66 kt
造船所 三菱重工業 神戸 旅客定員 576 人
乗組員 224 人
就航年月 1990.09 馬 力 20900 ps
出 力 15372 kw
船 主 商船三井客船
運 航 商船三井客船
にっぽん丸 バルコニー
 

2022年4月5日撮影 広島港1万トンバース
 
 にっぽん丸は、日本の大手海運会社商船三井の外航客船部門担当会社商船三井客船(通称:MOPAS)が運航する、外航クルーズ客船です。この船は三代目にっぽん丸として1990年9月に就航し、3度の改装を経て現在に至っています。8デッキまであり、メインエントランスは2階、操舵室は6階にあります。レストラン・シアター・大浴場・プールなど豪華な施設を備えハンディーキャップルームも2室(4階)用意されています。

 前半の写真は2006年12月21~22日、モニタークルーズのために広島に寄港した時に写しました。仕事帰りにちょっと寄ったので、すっかり日が暮れており全体の雰囲気はつかめませんが、夜の船の美しさをお楽しみ頂ければと思い掲載しました。

 写真を写しているといきなり、県か市の職員さんに「一緒にお見送りをしてください」と頼まれ、お祭りで売っている、あの光る棒を手渡されました。周りを見るとみんな同じ状態です。何しろそこに居合わせたのは総勢で20人くらいだったのです。これでは出航が寂しいですよね。みんなで固まって見知らぬ人に手を振って一夜のクルーズに旅立って行ったうらやましい人たちに別れを告げました。
 
 後半の写真は先日、何と12年ぶりに再会した時の写真です。2009年11月〜2010年2月にかけての大改装で船体が白から濃紺に塗り替えられ一層高級感が増したような、というか中世の豪華客船のような、どっしりとした感じに見えました。タイタニックはこんな感じだったんでしょうね。

右舷全体を見たところ。167mはやはり巨艦です。

右舷全体を見る
 

右舷後方から。ちょうど車のライトが当たっていました。

船尾
 

船名 左:船首 右:船尾

船名(船首) 船名(船尾)
 

お客さんが乗船するときには楽団が音楽を奏でてくれました。クリスマスが
近いので、曲もクリスマスソング。船体にはイルミネーションが・・・。素敵!

乗船風景
 

救命ボートやブイには反射板がたくさん付いています。これなら
夜に遠くからでも発見できますね。夜ならではの写真でしょ。

救命ボート
 

お客さんを乗せて出航です。行ってらっしゃ~い! 綺麗ですね。

出航風景
 
2006年12月21日撮影 広島港1万トンバース
 
 
 12年ぶりに再会したにっぽん丸。やっと昼間の写真が写せました。感動!
1万トンバースは障害物が多いのでなかなかいいアングルが取れないのが残念です。

かなり遠い市営桟橋からでないと少し前方からのアングルは取れません。

にっぽん丸 右舷前
 

全体写真です。写真をクリックして頂くと大きい画像をご覧いただけます。
船の横に停まっている広交観光のバスと比べると船の大きさが分かりますね。

にっぽん丸 右舷全体

柵がありこれ以上前方からは写せないのです(涙)

にっぽん丸 右舷前
 

後方からもこれが限界です。でも迫力あるでしょ?

にっぽん丸 右舷後ろ
 

船首と船尾のアップです。

にっぽん丸 船首
 
にっぽん丸 船尾
 

救命ボート。左と中のは150人乗りです。以前夜に写した時とは船種が変わっています。

にっぽん丸 救命ボート
 
にっぽん丸 救命ボート

 中央の船は救命ボートとテンダーボートを兼ねており、救命ボート時は150人、上陸用として使うときは117人乗りとなります。単独で航行するために日本船舶番号(小型船として)も登録されています。番号は「235-48937 東京」です。2009年11月〜2010年2月にかけての大改装時に装備されたようです。
にっぽん丸 テンダーボート
 

写真のバルコニーも大改装時に整備されたものです。
プライベート感が一層増したのではないでしょうか。

にっぽん丸 バルコニー
 
2018年6月7日撮影 広島港1万トンバース
 

 
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