おもしろ写真 31

望遠レンズの威力

 昨年の秋に新しいカメラ、SONY α6600 を購入しました。レンズは18-135mmのズーム式がセットでした。私のカメラライフの被写体はバス・船が中心です。バスを写すのには135mmまでで十分なのですが、船は遠くを通ることが多いので135mmでは物足りません。今まで使っていた55-210mmレンズも使えるのですが、カメラがグレードアップするとレンズも欲しくなるのが心情ですよね。
 そこで、思い切って70-350mmの望遠レンズを購入したのです。少々重いのですが重さよりも機能重視です。レンズ自体にも手振れ補正装置が内蔵されており、動く船を写すのにはもってこいなのです。

 さて早速、望遠レンズの偉大さを検証すべく、写真を写してみました。

 まず、広島港の灯台を同じ位置から焦点距離を変えながら写し、望遠でどのくらい大きく写るのかを見てみました。灯台までの距離は約700mです。
 次にそれぞれの写真をトリミングし、灯台の先端部分だけを拡大してみました。望遠で写すほど鮮明に表現されていることがよく分かります。望遠レンズの威力は絶大ですね。

 そろそろ暖かくなってきましたので、被写体の待っているアウトドアに出かけたいのですが、世間にはコロナウイルスという厄介なものも待っています。感染に気を付けながら撮影をしたいと思います。
 

◆◆ どのくらい大きく写るかを見る ◆◆
(トリミング無し)


18mm 広角 (かなり遠くに見えます)




35mm 標準 (普通に目で見た感じです)




135mm(約4倍)望遠 (少し近付いた感じです)




200mm(約6倍)望遠 (随分近付いた感じです)




350mm(約10倍)趙望遠 (目の前にあるようです)




◆ トリミングして拡大すると ◆

18mm 広角 (ボケボケで使い物になりませんね)




35mm 標準 (まだ何が写っているのか分かりません)




135mm(約4倍)望遠 (ランプや手すり等がはっきりしてきました)




200mm(約6倍)望遠 (細かい部分もよく見えるようになりました)




350mm(約10倍)趙望遠 (更に細部まではっきり見えます)




◆ おまけ ◆

ちょうど上空を飛んでいたヘリコプターを写してみました。
350mm、シャッタースピードは1/1000です。




もう一つ。800m位沖を航行中のシーフレンド。
さすがに色にじみやノイズはありますが、
宇品←フェリー→三高の文字もよく分かります。
この距離でこれだけ写れば十分満足ですね。
350mm、シャッタースピードは1/1600です