宮島口旅客ターミナル(新)
 日本三景、安芸の宮島には、山陽本線宮島口駅から徒歩5分、広電宮島線宮島口駅から徒歩1分の宮島口港から、JR西日本と広電グループの宮島松大汽船の連絡船が約10分で結んでいます。
 2018年10月に着工した新しい旅客ターミナルは2020年2月29日から供用開始となりました。新ターミナルビルにはJR西日本宮島フェリーと宮島松大汽船両者の窓口と乗船口が集約されています。JRは赤、松大汽船は青の表示板で案内されています。ターミナルビルの外観は宮島の千畳閣をイメージしたものだそうです。1階には切符売り場の他に、コンビニ・物産品販売エリア・観光案内所・コインロッカー・トイレなどがあります。2階は多目的広場になっています。
 以前は別々だった桟橋も一つの大桟橋にまとめられ、とてもシンプルに利用できるようになりました。
 ターミナルビルの東側には2020年4月にオープンした新たな商業施設「etto(エット)」が隣接しています。1階には飲食店・土産や雑貨の販売店など12店舗が入り、2階は4店舗が入るグルメエリアになっています。

【2022.5.28 追記】
 2022年5月21日に宮島口〜宮島を結ぶ第3の航路がアクアネット広島により開設されました。この航路への新規参入はなんと68年ぶりとなるそうです。それに伴いアクアネット広島の乗船券売り場が開設されました。オレンジ色を基調にしてあります。乗船券は旅客ターミナルで購入し、乗船はターミナルから一旦東側に出て少し歩いたところにある専用の桟橋からとなります(このページの下方に写真を載せておきます)

 港前のロータリーや広島電鉄宮島線の宮島口駅移設などの工事が続いており、すべての完成は2023年だそうです。楽しみにしておきましょう。

旅客ターミナルと商業施設の外観


 

左手が松大汽船の切符売り場と乗り場、右手がJR



色分けされ見やすい案内板



 

松大汽船の乗り場


 

商業施設に通じる階段



海から見た大桟橋



2021年9月28日撮影
 

アクアネット広島が航路参入後に変わったところなど

案内板にアクアネット広島が追加されました



乗船券売り場が新設されました



アクアネット広島の客船桟橋(大桟橋の東側)



更にその東側に松大汽船の自動車専用フェリーの桟橋があります



手前がアクアネット広島、その東側に松大汽船の自動車専用桟橋



ニューリリース 2022年5月28日撮影 宮島口港
 

工事中の広電宮島口の新駅舎


 
2021年9月28日撮影
 

 
前のページへ