キハ07形気動車 41号車
キハ07形気動車は
キハ42500形
(2代目)を改造した形式です。戦前の代表的な機械式(クラッチで変速する方式)気動車です。昭和44年に引退しました。戦前に製造された同型車で、原形を保っているのはこの車両だけです。車内を見ても年代を感じますね。
このキハ07 41(旧番号キハ42055)は1969年に廃車後、豊後森機関庫で保管されていましたが、1986年に大分運転所に移され引き続き保管された後、2003年に修復され、九州鉄道記念館に展示車両として静態保存されています。
コンパクトな運転席。スピードメータが時速120kmまであります。
座席はセミクロスシーとになっています。肘掛けがありませんね。
2005年10月7日撮影(全景) 九州鉄道記念館
写真提供:mako様
2008年8月15日撮影(車内) 九州鉄道記念館
写真提供:kieth様