1000形 GREEN MOVER LEXがICカード全扉降車可能に

 2018年5月10日から1000形 GREEN MOVER LEX限定で、ICカードを一人で利用する場合に限り、今までは乗車専用扉だった中扉からも降車できるようになりました。LEXはワンマン運転なので、乗務員のいない扉からの降車となる訳です。2か所の扉からの降車を可能とすることで、電車車内での降車時の移動距離を短縮させ、乗客の利便性を図るという目的で実施されました。私は10日以降まだLEXに乗っていませんので、車内がどうなったか見ていませんが、今までは中扉の左右にあった乗車用ICカードリーダーが片側だけになり、反対側に降車用ICカードリーダーが設置されたようです。
 一枚のカードで複数人利用する場合や残高不足の場合、現金での利用者などは今までどおり乗務員さんのいる前扉からの降車となります。
 車両には分かりやすいようにフロントガラスと中扉に大きく案内表示されています。車内の写真を写すことができましたので下に掲載します。
 
1011号
 
1011号中扉 1011号フロント1 1011号フロント2
 
2018年5月17日撮影 立町
 
 車内の写真です。まず床にお客さんの動きを示した矢印が書かれています。扉には大きく分かりやすいように案内が貼ってあります。出口側は全て黄色で統一されカードリーダーには「降りるときにタッチ」と書かれています。入り口側は青で統一されカードリーダーには「乗るときにタッチ」と書かれています。なんだかおもちゃの電車のようですね。扉の上には出口側に大きく「出口」と書かれ、その右側に説明文が貼られていました。
 天井にカメラが設置され、モニタに「録画中」と書かれていたので、乗客の動きを記録して運用の参考にするのではないかと思います。

 電車外から見ると右手が出口、左手が入口になっています。車内床にはこのような矢印が書かれています。写真下方が扉になります。
 
1011号
 

外から見て左手に乗車用カードリーダーが
あり、「乗るときタッチ」と書かれています。


 

カメラを引くとこんな感じです。


 

ドアを内側から見るとこうなります。派手ですね。出口側の降車用
カードリーダーと左の柱には「降りるときタッチ」と書かれています。
左柱の上に天井カメラのモニターがあり「録画中」になっています。


 

目線を下げると矢印がこう見えます。


 

目線を上げると「出口」と利用方法が日本語と英語で書かれています。



 
2018年5月23日撮影