800形(二代目)
801〜814号
全車走行中

700形に次ぐ量産車

 この形式は1983年に700形(二代目)に次いで登場し14両が製造されました。1983年から1997年の長きに渡り製造されたため、車両ごとに微細な違いが見られます(各写真で説明します。上から順を追って見てください) 遠目には700形に無かった窓上の細い緑の帯や正面方向幕周りが黒(803以降)になっていることで識別がつきます。またZパンタに変わりました。
 700形に比べ発車・停車の際の振動はかなり少なくなり乗り心地が良くなりました。車内も静かです。
801〜814号
製造所 アルナ工機
竣工 801〜802号:1983年12月24日
803〜804号:1987年3月
805〜808号:1990年9月
809〜810号:1992年4月
811〜812号:1992年6月
813〜814号:1997年2月
構造 全金属製ボギー車
定員 91人(座席:37人) (801-802)
69人(座席:37人) (803-814)
全長 13.50m (801-802)
13.68m (803-814)
全幅 2.450m
全高 3.820m
編成出力 60kw×2
駆動方式 WNカルダン駆動方式
制御装置 電機子チョッパ制御

801号
窓下の帯は太く前照灯・尾灯が縦に並んでいる。
801号
2004年7月6日撮影 袋町電停付近

802号
802号
2012年11月23日撮影 広電本社前付近

803号
窓下の帯が細くなり前照灯・尾灯が横に並んだ。
前後方向幕周りが黒になった。
803
2017年4月27日撮影 稲荷大橋東詰

804号
804号
2017年4月27日撮影 稲荷大橋東詰

805号
前照灯・尾灯が角形となる。ワイパーが2本になった。
このグループ以降は側面の窓サッシが黒色となった。
805号
2012年11月23日撮影 広電本社前付近

806号
806号
2016年10月17日撮影 立町電停付近

807号
807号
2016年10月27日撮影 立町電停付近

808号
808号
2016年11月2日撮影 十日市電停

809号
フロントガラスが完全な1枚構造になった。
バックミラーの取り付け位置が前面から側面に移った。
809号
2017年4月27日撮影 稲荷大橋東詰

810号
810のみ窓下の帯が側面のみやや太くなっており、側面の両端で細くすぼまる形になっている。
810号
2012年11月23日撮影 広電本社前付近

811号
811号
2016年11月26日撮影 胡町電停付近

812号
812号
2012年11月23日撮影 紙屋町西電停付近

813号
ライトケースが車体と同色となり、外板と面一になった。
813号
2016年9月17日撮影 本通電停

814号
814号
2005年4月1日撮影 紙屋町西電停