貸50形
51号・52号
51号以外廃車

元、広電750形

 この形式は1965年に大阪市電から譲り受けた13m級車両1601・1651・1801形を広電750形とし、そのうち元1601形の758と759号をオープン電車に改造(無蓋貨車化改造)し貸50形に改称・改番されたものです。元759の51号は花電車などとして活躍していす。元758の52号は2013年4月に解体されました。
 51号は広島東洋カープがセ・リーグ優勝を果たした1979年と1980年にも花電車として使用されましたが、2016年9月、1991年以来となる25年ぶりのリーグ優勝を果たしたことを受けて、運行後に日本一となった1979年と1980年の験を担ぐため、2016年10月から36年ぶりに「セ・リーグ優勝記念花電車」として復活しました。おしくも日本一は逃しましたが、来年またリーグ制覇して日本一に挑戦してほしいものです。
51号・52号
製造所 藤永田造船所、梅鉢鉄工場
製造年 1929年
運用 51号:759号(1980年改造)→現役車
52号:758号(1979年改造)→51号→52号→2013年4月に解体
構造 半鋼製ボギー車
定員 お客さんは乗れません
全長 13.71m
全幅 2.460m
全高 3.877m
編成出力 52kw×2(51) 45kw×2(52)
駆動方式 吊り掛け式
制御装置 直接式

51号
下の写真は51号の種車となった759号の現役時代

2005年6月8日撮影 広電本社付近 写真提供:高田様

花電車
2016年10月27日撮影 立町電停


懐かしい昭和の写真 撮影日不詳

52号


1997年5月撮影 広島駅 写真提供:高田様