3100形
3101〜3103号
運行中 ?

元2500型の改造車

 市内線から宮島線直通車の輸送力UPを目的に、昭和60〜61年に2連接車体の2500形を3連接化して誕生した形式です。デビュー当初は2000形と同じピンクの直通色でしたが、その後3101・3102号は1988年(昭和63年)に現在の「ぐりーんらいなー色」に塗り替えられました。3103号は1988年の原爆記念日に、西ドイツの画家ジョー・ブロッケルホフ氏により車体にスプレー画が描かれ、「ピースバーン号」として1995年まで運行されました。
 今はほとんど見る事ができなくなりました。しっかり目に焼き付けておきましょう。
 
3101〜3103号
製造 ナニワ工機・自社工場
3連接への改造:大阪車輌工業
竣工 3101号:1985年12月
3102号:1986年7月
3103号:1986年12月
構造 全金属製連接車
定員 130人(座席:64席)
全長 25.31m
全幅 2.44m
全高 4.17m
標準(ワンステップ)
車両編成 3車体4台車連接固定編成
編成出力 40 kw×6
駆動方式 吊り掛け駆動

3101号
3101号
2004年7月28日撮影 紙屋町西電停付近
 
3101号
2004年9月1日撮影 広電西広島駅
 
3101号
2005年9月2日撮影 本通電停付近
 
3101号
2012年11月23日撮影 広電本社前
(広島電鉄100周年記念号)

3103号 塗り替えられる前と後

懐かしい昭和の写真 1987(S62)年4月4日撮影 相生橋


2005年3月25日撮影 広電千田車庫
(敷地外より撮影)