1070形
1071〜1078号
廃車

今は無き、宮島線専用 高床車

 1070形は元阪急電鉄500形で、1938年(昭和13年)に建造され、1967年(昭和42年)に広電にやってきました。1987年(昭和62年)〜1988年(昭和63年)にかけて引退するまで広電宮島線を走っていた高床車です。写真は大変ぶれていて見にくいのですが雰囲気だけでもと思い載せました。

 宮島線にはこの軌道専用高床車と市内線から直通運転の低床車が共存して走っていましたので、2段のホームになっていました。現在高床車は全廃しましたので、低いホームのみ使用していますが、以前の高床用ホームが残っている駅もあります。
 
1071号〜1078号
製造 川崎車輌
阪急建造 1938年4月
広電入線 1967年12月
廃車 1987年から1988年
構造 全鋼製連接車
定員 184人(座席:96席)
全長 30.35m
全幅 2.710m
全高 4.185m
高床
車両編成 2両編成
主電動機出力 48kW×4(奇数車番車)
48kW×2(偶数車番車)
駆動方式 吊り掛け式

107?号 (写真不鮮明で読み取れませんでした)

懐かしい昭和の写真 1984(S59)年8月5日撮影 広電五日市駅