翔洋丸(しょうようまる)
フェリー
広島〜呉〜松山観光港
IMO番号 8920804 総トン数 696 トン
船舶番号 130640 全 長 55.90 m
信号符字 JL5862 型 幅 13.11 m
型深さ 3.35 m
船 籍 日本 航海速力 14.20 kt
船籍港 松山 最高速力 15.75 kt
造船所 神田造船所 川尻 旅客定員 400 人
乗組員 6 人
竣工年月 1990.07 馬 力 2600 ps
出 力 1912 kw
船 主 石崎汽船
運 航 石崎汽船
 竣工後30年を迎える2020年には新造船の就航が予定されており、本船は引退となりました。この航路では唯一4階建てのちょっと贅沢な船でした。この度引退前に一度乗っておかなければと思い立ち、広島〜呉間の乗船をしてきました。
 ページ上には全貌を、その下には船内の様子を載せておきます。四半世紀以上に渡り沢山の人の思い出を作ってくれた本船の雄姿をしっかり目に焼き付けておきましょう。

まず、船の全貌から。

翔洋丸(しょうようまる) 左舷前
 
翔洋丸(しょうようまる) 左舷前
 
2019年4月29日撮影 ななしま船上にて 写真提供:かもめ様
 
 
翔洋丸(しょうようまる) 左舷前
 
2018年11月18日撮影 呉港 写真提供:かもめ様
 
 
翔洋丸
 
2005年4月30日撮影 呉港
 

それではここからは船内の様子です。まず船内図で船内配置を確認します。
3階はブリッジデッキと記されています。一等客室とその上のブリッジは同じ
階の扱いになっているのかもしれませんね。正しくは3デッキの船なのでしょう。

翔洋丸
 

左舷乗船口を通り抜けると2階のエントランススペースです。

翔洋丸
 

左舷の客室出入口船尾側には売店があります。

翔洋丸
 

売店から出入口を挟んで船首側にゲームコーナーがあります。

翔洋丸
 

ゲームコーナー後ろには3階に通じる階段があります。

翔洋丸
 

乗船口の自動扉にはこのような絵柄が描かれています。

翔洋丸
 

2階客室船首側の座席。

翔洋丸
翔洋丸
 

このようなボックス席もあります。

翔洋丸
 

売店の船尾側には廊下を挟んで左右に座敷席があり、その奥
に喫煙室があります。廊下の突き当りにお手洗いがあります。

翔洋丸
 

座敷でゆっくり寝転がっての旅もようでしょう。

翔洋丸
 

もうお馴染みの現在地表示装置も備わっていますね。

翔洋丸
 

階段を上ると3階は土足厳禁の一等客室入口です。下駄箱がありますね。

翔洋丸
 

一等客室は大きな窓にゆったりとしたソファー、照明も素敵です。

翔洋丸
 

壁には素敵なタペストリーが掛けてあります。

翔洋丸
 

部屋の一角にはマッサージチェアが。その後ろはお座敷になっています。

翔洋丸
 

一等客室専用のお手洗いもあります。

翔洋丸
 

3階一等客室から見た前面展望。窓が大きくて視界が広いです。

翔洋丸
 

2階二等客室から見た前面展望。3階より窓の上下幅が少し狭くなっています。

翔洋丸
 

2階の左舷デッキに出てみましょう。
心地よい風にあたりながら瀬戸内海の眺望が楽しめます。

翔洋丸
 

2階後部デッキです。何故テーブルがあるのかというと……

翔洋丸
 

カップラーメンの自動販売機があるからで〜す。
カップヌードルと関西風うどんを販売しています。
お湯は客室に戻ってポットから注ぐようです。

翔洋丸
 

3階デッキに上がって船首のブリッジ側を見ています。

翔洋丸
 

3階デッキに銘板が取り付けてありました。

翔洋丸
 

スマートなファンネル。

翔洋丸
 

3階デッキから後方展望。行き交う船の撮影はこのデッキが最高でした。
でも風当たりがかなり強いので、カメラはしっかり固定しないとね。

翔洋丸
 
2019年9月28日撮影
 

 
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