海翔丸(かいしょうまる)
【浚渫兼油回収船】
IMO番号 9206425 総トン数 4659 トン
船舶番号 135456 全 長 103.02 m
信号符字 JDKF 型 幅 17.40 m
型深さ 7.20 m
船 籍 日本 航海速力 12.5 kt
船籍港 下関 最高速力 13.6 kt
造船所 石播東京 旅客定員 5 人
乗組員 28 人
竣工年月 2000.08 馬 力 7200 ps
出 力 5296 kw
所 管 国土交通省
所 属 九州地方整備局
 日本最大級のドラグサクション浚渫(しゅんせつ:水底をさらって土砂などを取り除くこと)兼油回収船です。通常は週5日24時間3交代制で関門航路の浚渫作業を行っていますが、大規模な油流出事故が発生し、出動要請があれば、油を回収するために現場に出向きます。
 船員の資格を持った国家公務員さんが28名乗り込み、勤務は原則として、月曜日の朝母港を出港後、3グループに分かれ24時間を4時間ずつ×2回、浚渫と土捨てを繰り返し、金曜日の夕方帰港しています。本船へは毎日定期便として小型船が郵便や新聞を届けていて、急用や急病で下船する船員や、休暇から戻ってくる船員の送迎も行っています。

岸壁で撮影。これでは全体が見えませんね。

海翔丸(かいしょうまる) 左舷前
 
海翔丸(かいしょうまる) 左舷後
 

門司レトロクルーズ「SANTA」から撮影。これなら全体がよく分かります。

海翔丸(かいしょうまる) 右舷前
 
海翔丸(かいしょうまる) 右舷
 

高さ103mの門司レトロ展望室から写しました。

海翔丸(かいしょうまる)
 

ブリッジ周りです。ブリッジは360°見渡せるように四方に窓があります。

海翔丸(かいしょうまる)
 
海翔丸(かいしょうまる)
 

はてさて、どれが何の装置やら……。

海翔丸(かいしょうまる)
 
海翔丸(かいしょうまる)
 

どうやら、船尾の装置(ドラグヘッド)で海底から泥と海水を吸い上げるらしいです。

海翔丸(かいしょうまる)
 

35人乗りの救命ボート。左右に一対あります。
(長さ7m、幅2.6m、深さ1.15m)

海翔丸(かいしょうまる)
 
2019年11月16日撮影 門司港
 

 
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