おもしろ写真 06

鬼蓮(オニバス)

 前回に続きまして船の写真で大変お世話になっているorange8様に頂いた鬼蓮(オニバス)の写真をご紹介しましょう。岡山県、児島湖で撮影されました。写真提供ありがとうございました。撮影日:2007年8月
 
 オニバス(鬼蓮)はスイレン科の一年生の水生植物です。浮水性の水草で、夏ごろに巨大な葉を水面に広げます。確かに巨大ですね。だいたい直径30cmから2mくらいまで巨大化するそうです。
 orange8様いわく「大変気色悪〜い水草」「奇妙なハート形」・・・。この鬼蓮の下にはブルーギルがいっぱいいるそうです。
 
鬼蓮の葉
 
 
 葉を拡大してみました。気持ち悪〜ぃ!オニバスは植物全体に大きなトゲが生えており、「鬼」の名が付けられています。特に葉の表裏に生えるトゲは鋭く固いです。葉の表面には不規則なシワが入っていて、ハスやスイレン等と見分ける事が出来ます。また、ハスと違って葉が水面より高く出ることはなく、地下茎(レンコン)もありません。
 
鬼蓮の葉 拡大


他の水草と比べるとその巨大さと不気味さを実感できますね。
 
鬼蓮と普通の水草


 児島湖の藻や水草を刈り取る船です。なんだか稲刈りをしているようにも見えますね。ここは湖なのですが、こんなに水草が群生しているので、刈り取るのも大変でしょうね。水質保全のために頑張ってください。
 
水草の刈り取り風景


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