おもしろ写真 04

● 中秋の名月 ●



 2007年9月25日、今日は旧暦の8月15日、十五夜(中秋の名月)でお月見の日です。幸い広島では天気もよく、ゆっくりと月見を楽しむことができました。夏の暑さも和らぎ、夏バテ気味の私の体も心も、ちょっぴり癒された感じです。みなさんはお月見されましたか?
 
 ちょっと専門的な話。
 まずは、我デジカメで撮影した満月を2カット。オートで写すと真っ白になるので、シャッタースピードを 1/250、絞り値を F3.8 にして写しました(写真:上)。絞り値を F3.7 で写したのが下の写真です。ちょっと色が変わりましたね。倍率は光学12倍をフルにズームインしています。生カメラでこのくらい写せれば結構満足です。
中秋の名月1
中秋の名月2
撮影:2007年9月25日 自宅にて


 では、月の表面について少しご説明しましょう。下の写真にあるように、月には大きなクレーターがあり、光が正面から当たる時には、クレーターから放射状に光の帯がはっきりと見えます。これを「光条」といい、月に隕石がぶつかってクレーターができる際に飛び散った物質が光って見えるものだそうです。
表面の説明


 日本では満月を見て「ウサギが餅をついているようだ」といわれていますね。南ヨーロッパでは「大きなハサミのカニ」に見えるそうです。みなさんには何に見えますか? いずれにしても夢があっていいですね。
何に見えますか?うさぎかな?