C62形 26号機

 1948(昭和23)年3月に川崎車輌兵庫で製造されました。日本を代表する旅客用蒸気機関車、最高速度は110km/hでした。
 D52形蒸気機関車を改造した超大型の旅客用テンダー式機関車で、1948年から1949(昭和23〜24)年までに49両が作られました。シロクニとも呼ばれており、1950(昭和25)年の特急「つばめ」から1967年の特急「ゆうづる」まで17年間にわたり特急列車を牽引しました。この26号機はD2形46号機を改装した車両です。1966(昭和41)年9月に廃車されました。
 1966年10月〜2015年8月は大阪市交通科学博物館にて保存され、交通科学博物館閉館に伴い梅小路蒸気機関車館に移転、2016年4月からは京都鉄道博物館落成に伴い同館で展示されています。

C62形26号機 前
 
C62形26号機 側方
 
2007年11月17日撮影 大阪、交通科学博物館
 

 
前のページへ