1800形 1号機

 1880(明治13)年に開通した京都〜大津間の勾配区間用に翌年(明治14年)イギリスから輸入したタンク式蒸気機関車です。「40」は1893(明治26)年に改番されたときの番号で、鉄道作業局の形式ではB2形と称されました。1909年に制定された鉄道院の車両形式称号規程により、1800形と改められました。
 1929年頃高知鉄道に移籍、1940年頃東洋レーヨンに譲渡され、1964年頃廃車となり国鉄に寄贈されました。
 1964年〜2015年は大阪の交通科学博物館に展示、交通科学博物館の閉館に伴い梅小路蒸気機関車館に移設されました。2016年、京都鉄道博物館落成に伴い同館に展示されています。

1801号機
 
2007年11月17日撮影 大阪、交通科学博物館
 

 
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