350形
351〜353号
全車走行中

広電850形の改称・改番

 この形式は1958年に広島電鉄が市内線から宮島線への直通運転用車両として導入しました。最初は850形として直通運転をしていましたが、市内線専用となったため、1971年5月1日に350形に改称・改番されました。60年近く使用されていますが、宮島線直通用として全金属製車体で頑丈に作られているので今だ元気に活躍しています。
351号〜353号
製造所 ナニワ工機
竣工 全車:1958年3月20日
構造 全金属製ボギー車
速度 最高:60km/h
定員 80人(座席:36席)
全長 12.0m
全幅 2.44m
全高 4.186m(冷房改造後)
編成出力 50kw×2
駆動方式 吊り掛け駆動
制御装置 抵抗制御、直並列組合せ制御
間接非自動制御

351号
351号
2005年11月4日撮影 市役所前交差点付近

352号
352号
2005年11月15日撮影 白神社前交差点

353号
353号
2016年11月10日撮影 原爆ドーム前電停付近