1900形
1901〜1915号
全車走行中

元、京都市電1900形

 この形式は1977年10月の京都河原町・七条線廃止の際に1904・1908号が先行して広電に移籍。京都市電全廃止後の1978年9月以降に残りの全車が移籍したものです。車体には京都市電の社章が付けたままになっており、車体色とともに京都の雰囲気を残してあります。
 1両ずつに京都にちなんだ愛称板が取り付けられ、最初に登場した1908「あらし山」と次の1904「かも川」は広電が命名したが、三例目以降は広電が選んだ京都にちなむ地名20候補から、利用客アンケート投票を元に上位を占めた「嵯峨野」「祇園」など13点が採用され各車両に掲出されました。写真のように前面は漢字にルビ、中扉横はひらがなで表記してあります。一時廃止されたこともありましたが2006年4月以降に再び名前が掲示されています。
1901〜1915号
製造所 1901〜1911号:ナニワ工機
1912〜1914号:東洋工機
1915号:日本車輌製造
京都竣工 1957年9月
広電竣工
愛称名
1901号(東山):1980年7月1日
1902号(桃山):1981年3月31日
1903号(舞妓):1981年3月31日
1904号(かも川):1979年4月7日
1905号(比叡):1980年5月8日
1906号(西陣):1980年5月15日
1907号(銀閣):1980年3月17日
1908号(あらし山):1980年3月17日
1909号(清水):1979年6月5日
1910号(金閣):1979年7月15日
1911号(祇園):1979年7月15日
1912号(大文字):1980年4月21日
1913号(嵯峨野):1980年7月1日
1914号(平安):1980年8月5日
1915号(鞍馬):1980年9月5日
構造 半鋼製ボギー車
定員 85人(座席:36人)
全長 12.88m
全幅 2.440m
全高 3.815m(1901,1905-1915号)
3.814m(1902〜1904号)
編成出力 45kw×2
駆動方式 吊り掛け式
制御装置 直接式

1901号
上の写真は愛称板がありません。
愛称板が付くと下の写真のようになります。
1901号
2005年11月22日撮影 市役所前電停
 
1901号1901号
2006年5月25日撮影 広島港

1902号
愛称板の無い姿(上)と付いた姿(下)です。
1902号
2006年4月1日撮影 市役所前電停
 
1902号
2006年4月1日撮影 市役所前電停

1903号
上の写真は愛称板がありません。
愛称板が付くと下の写真のようになります。
1903号
2005年11月22日撮影 白神社前交差点

1903号1903号
2006年6月7日撮影 広島港

1904号
初代愛称板の付いていた頃(上)と愛称板の無い姿(下)

懐かしい昭和の写真 1987(S62)年5月31日撮影 己斐駅

1904号
2006年1月20日撮影 市役所前電停

1905号
上の写真は中扉横の愛称板がありません。
愛称板が付くと下の写真のようになります。
1905号
2016年11月2日撮影 十日市町電停

1905号1905号
2006年6月7日撮影 広島港

1906号
上の写真は愛称板がありません。
愛称板が付くと下の写真のようになります。
1906号
2005年11月28日撮影 白神社前交差点

1906号1906号
2006年5月25日撮影 広島港

1907号
上の写真は愛称板がありません。
愛称板が付くと下の写真のようになります。
1907号
2006年1月24日撮影 市役所前電停

1907号
2006年6月7日撮影 広島港

1908号
1908号
2006年1月16日撮影 市役所前交差点付近

1909号
1909号
2006年4月14日撮影 銀山町電停付近

1910号
上の写真は愛称板がありません。
愛称板が付くと下の写真のようになります。
1910号
2005年12月5日撮影 市役所前電停

1910号1910号
2006年5月25日撮影 広島港

1911号
上の写真は愛称板がありません。
愛称板が付くと下の写真のようになります。
1911号
2004年12月22日撮影 白神社前交差点

1911号1911号
2006年5月24日撮影 広島港

1913号
1913号
2009年3月18日撮影 市役所前電停

1914号
1914号
2018年5月4日 原爆ドーム前電停付近

1915号
1915号
2016年11月26日撮影 女学院前付近